
保育士になるには、国家資格である保育免許が必要です。
資格を取得するには様々な方法があります。
その中でも多い方法は、短大や専門学校等を卒業して同時に取得する方法と試験を受けて取得する方法が主となっています。
学校を卒業と同時に取得するには厚生労働省が認めた育成学校を卒業しなくてはなりません。
中には保育士と幼稚園教諭をダブルで得られる学校もありますので、職業の選択肢を広げたい場合には両方を取りましょう。
保育士と幼稚園教諭の違いは、預かる児童の年齢の違いもありますが、最も大きな違いは管轄先が違うという事です。
保育園は厚生労働省が担当していますが、幼稚園は文部科学省が担っています。
職を管轄する厚生労働省ですので、働いている保護者の代わりに児童を育てる仕事です。
これに対して幼稚園教諭は、子供達に対して学ばせる教育する立場にある仕事です。
プレ小学校の様な感じで全てにおいて学びと考える力を養わせる場所であると言えるでしょう。
最近では保育士と幼稚園教諭の両方の免許を合せた保育教諭が出来ました。
両方の良い所を取った資格でこども園で働く事が出来ます。
学びの一環である幼稚園は園児達の睡眠時間が無いのですが、保育園は睡眠時間を設けています。
また、法律により開園時間も違います。
保育園は8時間ですが、幼稚園は4時間です。
これが睡眠時間があるかないかの違いに繋がっているのでしょう。
年間の行事の差もあるので、どちらを選ぶかは保護者次第でしょうか。